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只見線の旅 3日目 [夫婦で秘境駅]

翌日は、朝から雨でした。
山の天気なので、雨が強くなったり弱くなったり・・・
気温も結構下がっているようでした・・・

午前中は二人でゆっくりして、宿の周辺を散歩しました。
晴れ夫婦には珍しく、小雨の中の寒い散歩になりました。

この日は是非、共同浴場にも入ってみよう、というつもりでした。
近くには、玉梨温泉の共同浴場(川を挟んで向こう側)と、
八町温泉の共同浴場(宿のすぐ隣)があります。

前日には既に玉梨温泉の湯(かっぱの湯)を宿で味わったので、
今度は八町温泉の湯に入ってみよう、ということになりました。

八町温泉共同浴場の外観は、木の風合いを生かした小屋になっていて、
しかもまだ新しい感じ・・・
(中の解説を読んだら、まだこの夏に建て替えたばかりらしい・・・)
共同浴場

それで、二人でガラッ・・・と戸を開けたら・・・

いきなり目の前にば〜んと浴槽が・・・(^_^;)
手前にちょっとスノコとカーテンで仕切られた、男女別の脱衣所があるのみ・・・

そ・・・そうか・・・混浴っていうことね・・・(^_^;)人(^_^;)
話には聞いていたものの、初めて温泉の混浴に遭遇した私・・・
(昔から旅好きのダンナさんは経験があるらしい)

でも、小雨の降る寒い朝に、わざわざ温泉に入りに来る人は居ないらしく、
中には誰も居ませんでした。

そこで、「わ〜い!家族風呂〜♪」とか言いながら二人で入ると・・・

あ・・・熱い・・・

外で体が冷えきっていたせいもあるのですが、ものすごく熱いです・・・

体を温度に慣らしながら、何とか肩までつかりました。
何となく体中が、熱さのせいなのか温泉の成分のせいなのか、ピリピリします・・・
おまけに、指先がジンジンとしびれるというか、痛いというか・・・

家族風呂♪なんてなごやかなものではなく、
修行!という感じで、あまり長くは浸かれませんでした。
でも、共同浴場の良い雰囲気は何となく感じることはできました。

私達が修行お風呂から上がって服を来ていると、
何と!戸がガラッと開き、地元の方らしきおじさんが・・・

こちらも、おじさんも、一瞬「あっ・・・」となりましたが、
私達が「どうぞどうぞ、私達はもう出ますので・・・」と言うと、
入って来られて、湯船に浸かっておられました。

まぁ、一応お互いに良いタイミングで良かった・・・(^_^;)

とても熱いお湯でしたが、芯まで冷えた体が、とてもよく暖まりました。

その後、宿に戻り、宿のご主人に川口駅まで送って頂きました。

しかし、今日も良いタイミングの列車がないので、中年夫婦ならではのズル・・・?
タクシーを使って、目的の駅に行ってしまいました。
それは、秘境駅ランキングにも入っている、早戸駅。
早戸駅駅舎

到着してみてちょっと驚いたのは、駅の近辺が工事中の雰囲気だったこと・・・
どうやら駅のすぐ後ろにある国道で、トンネルを作る工事が行われているようです。
そして、早戸駅の前も、工事関係で使われているようで、
工事用の幕や、仮歩道などがあってちょっとものものしい感じでした・・・

列車の時間まで1時間ぐらいあったのですが、
タクシーの運転手さんが、近くに「鶴の湯」というのがあるから、
入って行ったら?とおっしゃるので、「鶴の湯」めざして歩いてみました。

私達は午前中に共同浴場を体験したので、
きっと「鶴の湯」も、どうせ秘境駅の近くなんだから、
小さな共同浴場に違いない、とイメージして行ったところ・・・
坂を降りたところで、いきなり大きな駐車場と建物が出現・・・
これは本格的な健康ランド的な施設・・・?
本格的に湯治のために逗留する方の施設も併設しているようでした。

川に向かって、休憩所も整えられているようでした・・・

う〜む・・・温泉好きなら、ここで絶対に入るところだと思うのですが・・・
駐車場にたくさん停まった車とか、
休憩所でタバコをくゆらせている人とか、
にぎやかな家族連れとかを見た私達は、

「ここは私達が行くところではないような・・・」気がして、
迷ったのですが、入るのをやめました・・・
(私達、妖怪なので、ひねくれているんです・・・)

(ちなみに、鶴の湯というのは、
その昔、ケガをした鶴がずっとそこに居るのを不審に思った人が
近づいて行って、その温泉を発見したために、
その名がついたそうです・・・。)

それで、もう一度早戸駅まで戻って、
私達は、お昼ご飯・・・宿で限定販売されていた、
姫ます寿司を頂きました。
姫ます寿司

この姫ます寿司は、近くの湖で、たった1人の漁師さんが獲っている
姫ますを使っているのだそうです。

とても優しい味で、おいしかったです・・・(^_^)

そんなことをしているうちに、時間になって、
只見線の列車が入って来ました。

あとはずっと列車に乗りっぱなし・・・

しばらくはまだ、紅葉の山が続いていましたが、
やがて平地になって、天気も良くなり、
地元の中学生が乗って来たり降りて行ったりしている気配を感じながら、
私はグースカ寝てしまいました。

そして、会津若松に着き、しばらく時間調整のために、
ダンナさんと二人でお茶を飲んだり、
有名な郷土玩具である、赤ベコの人形を買ったりしました。

赤ベコというと、何となくダンナさんも私も思い入れがあります。
ダンナさんは小学生の時、日本各地の郷土玩具の収集と研究をしており、
自分が気に入った玩具があると、その制作者のところに訪ねて行って、
話を聞いたりしていたとのこと・・・
赤ベコの他にも、起き上がりこぼしが有名(前首相の時にちょっと有名になった)で、
ダンナさんはそちらも購入していました。

私の方の思い入れはというと、祖母の記憶です。
その昔、祖母がまだ元気だった頃、旅好きの祖母は、
1人でフラッとどこへでも旅をして、やはり色々な郷土玩具や人形を買って来ており、
祖母の家に遊びに行くと、私はいつも、その郷土玩具や人形で遊んでいたのです。
そして、その中でもお気に入りだったのが、「赤ベコ」で、
私がとても気に入ったのを見た祖母が私にいくつもくれたのでした・・・

という訳で、今回も赤ベコを2つ(マンション住まいなので、小さめの)
買いました。

それから、お友達のさんびさんのそのまたお友達で知り合った(ネット上で)、
くっきーさん(きてぃさま・・・やはり猫又でいらっしゃる?)に教えて頂いた、
「みしらず柿」が、会津若松駅に売られていたので、これも買いました。
この名前のいわれは、
「自分の身のほどを忘れてしまうほどおいしい」とか、
「身のほどを知らないほど大きな実をつける」とか、色々あるそうです・・・

家に帰って食べたら、果肉がほどよい堅さで、甘くて、
とてもおいしかったです!

・・・で、会津若松から郡山に出て、
また新幹線で戻って来ました。

短い旅でしたが、旅の間ずっと、
自然の木の香りとしっとりとした空気に包まれているようで、
とても癒される旅でした・・・

私の、どこまで落ちるかわからないような「うつ」っぽい状況も、
この旅をきっかけに、すこし上向きに変わったように思います。

いやぁ、感謝、感謝であります。
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只見線の旅 2日目 [夫婦で秘境駅]

2日目の朝は、4時半に起きて、5時前には小出駅に行きました。
まだあたりは暗く、夜が明けていませんでした。
でも、駅には既に5時32分発の二両編成の列車が停まっていて、
エンジンがかかっていました。(ディーゼル車だから)
始発の小出駅

お客さんは、私達の他に、数人乗っていました。
列車はまだ暗い中を、のろのろと走り出しました。

最初はただただ暗い窓の外でしたが、
次第に山の向こうが朝焼けになり、
山々のシルエットが浮かんで見えるようになりました。
そして、2時間ぐらい乗って、すっかり夜が明けた頃、
今回の秘境駅、田子倉駅に着きました。

降りたのは例によって、私達のみ・・・

駅は、雪よけシェードのために、しっかりとした鉄骨に囲まれていて、
意外と近代的な雰囲気・・・
田子倉駅ホーム
でも、階段をのぼって外に出たら・・・トタンの小屋、という感じ・・・
(^_^;)
田子倉駅駅舎2

その駅のすぐ前が国道になっていて、時々車が通ります。
そして、振り向けば、そこは大きな田子倉ダム・・・
そして、山々に囲まれた絶景なのでした・・・。
田子倉ダム
紅葉・・・多分もう一週間前だったら、さぞきれいだっただろうなぁ、
という感じで、かなり葉は落ちてしまっていましたが、
それでもまだ、ところどころ赤や黄色が見えていて、やはりきれいです。

そして、何よりもその静けさや、自然のたたずまい・・・
やはり自分でここに来ないと味わえないものが、たくさんあるのだなぁ、
と思いました。

しかし、ここは行けども行けども国道とダムと急斜面の山ばかりで、
腰をおろすところがなかなかありません。
そこで、朝ご飯を食べるために腰をおろしたのが・・・
何と!道路の雪よけシェードのきわ・・・
田子倉ダムでお弁当
だって、ここが一番、眺めが良かったんだもん・・・

それで、時々後ろに車が通るのは仕方がないけれど、
あとは静かで絶景で人っ子一人いないところで、
二人で前夜仕込んだおにぎりと、くじで当たったヨーグルト飲料で、
朝食をとりました。

そして、ゆるゆるとお散歩してから、再び列車に乗ったのですが、
時刻表の関係で、旅路の先には行けず、
(午後にならないと、只見線の先に行く列車がない)
一旦小出に戻りました。

小出では、昨夜人っ子一人いなかった商店街をもう一度歩きました。
でも、雨のせいなのか、あるいはやはり現在の地方の現状を反映してなのか、
人は少なかったです。
う〜ん、がんばれ小出、がんばれ地方都市!

しかしその時、途中で通ったお肉屋さんから、何とも良いにおいが・・・
つい誘われて入ると、コロッケがもうすぐ揚がるところで、
コレステロールの問題とかをつい忘れて、
肉入りコロッケを二つ買ってしまいました。

小さな店舗ながら、ご夫婦で長年やっておられるようでした。
店内に入ると、なかなか個性的で、昔なつかしいおもちゃがあったり、
新聞の切り抜きがあったり(ご夫妻のどちらかが川柳に入選なさったのかなぁ?)
地元の小学生がこの肉屋さんを取材した壁新聞が貼ってあったりして、
コロッケが揚がるまでの間、飽きずに色々と見入ってしまいました。
揚がったコロッケも、とてもおいしかったです。

その後、小出駅前の食堂でご飯を食べて、ゆっくりした後、
午後1時過ぎの只見線で、朝と同じ経路を行きました。

朝は真っ暗だった車窓からの景色は、よく見えましたが、
次第に天気予報が当たって、雨が降って来ました。

そして、田子倉駅は、私達が朝寄った時とは大違いの、荒れ模様・・・
午後の田子倉ダム
こんな天候では降りる人はいないのかなぁ、と思っていたら、
中高年の方々が数人降りて行きました。
大丈夫なのか・・・?(自分達も中年な訳ですが・・・)
しかもここから登山をする方も多いと聞きます。
まさか無謀な登山なんかして、
翌日の新聞とかに、「雨の田子倉ダムで、中高年数人行方不明」とか、
出たりしなければ良いけど・・・などと物騒なことを考えましたが、
・・・大丈夫だったようでした。

ここからはもうずっと車中の人で、
雨が降ろうが槍が降ろうが、乗っているだけでした。

そして、3時頃川口に着き、
その日は、玉梨温泉の恵比寿屋に泊まりました。

ここはダンナさんが、川口駅の近くの温泉、ということで予約してくれたのですが、
実は温泉のツウが行くところだったようです・・・
よく見ると、「秘湯を守る会」なんて書いてあります。
そして、本当に何も足していない源泉掛け流しらしいです・・・
有名人なんかもたくさん泊まっているらしいです・・・

すみません、勉強不足で・・・

そして、夜になってお風呂に入ろうとしたら、びっくり!
「かっぱの湯」となっていて、
何と、我らが師、水木しげる先生のかっぱの絵やサインがあるではないですか!
思わず、写真におさめてしまいました。
恵比寿屋に水木先生の作品が!
恵比寿屋 水木先生サイン

温泉は、少し鉄分が入っているらしく、赤っぽい感じで、
入るととてもよく暖まりました。
露天風呂の方は、すぐ前に川が流れていて、川の向こう岸に、
大きな木がライトアップされていて、良い景色になっていました。
(翌朝木の側に行ってみたら、ご神木だそうで、ちゃんと祀ってありました。)

あとはおいしいお料理を頂いて(おいしい山の幸や、川魚料理でした。)
バタンキューで寝ました。
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只見線の旅 1日目 [夫婦で秘境駅]

最近、ダンナさんが忙しくてなかなかできなかった、
秘境駅の旅・・・久しぶり(約1年ぶり)に行って来ました。

今回の行き先は、只見線。
小出から会津若松まででした。
ここで、鉄道や地理に詳しい方ならば、ピピッと来ると思います。
窓から見える山の紅葉が美しい線として有名だそうです。

今回は実は、私自身がかつてない位に「うつ」・・・
多分、本格的な「うつ」ではなく、「抑うつ状態」という感じかもしれませんが、
体調が悪い上に(その週前半に、風邪もひきました)、
精神的にもやる気が起きなくなり、
思考能力も低下してしまい、仕事もなかなかはかどらなかったり、
授業中にいきなり考えがまとまらなくなって、立ち往生したり、
ということがありました。(こんなこと今まではなかったのに・・・
それもまた落ち込みの原因になっていたりして)

ダンナさんは毎晩のように、私の専属カウンセラーのように、
話を聞いてくれたり、元気づけてくれたりしていたのですが、
その時は少しだけ上向きになっても、また翌日には調子悪くなり、
なかなか立ち直れずにいました。

ですから、こういうリフレッシュの時間で、
少しは回復できたら、という思いもありました。

天気予報では、週末はかなり高い確率で雨、と言っており、
絶対に天気が悪いのはわかっていたのですが、
私達は新婚旅行以来、最強?の「晴れ夫婦」で、
たとえ雨の予報があっても、自分達が移動する時は、
曇りか晴れになってしまうことが多いので、今回も強気で行きました。
(クリスチャン的には、やはり神様が守って下さっているのだろう、
と信じております。)

13日の金曜日の夜に、仕事帰りのダンナさんと東京駅で待ち合わせ、
ダンナさんはお仕事用のスーツからカジュアルな服に着替えて、
(スーツは宅配便で家に送りました。)夕ご飯を食べ、
その日のうちに上越新幹線(Maxとき)で浦佐まで出て、
上越線に乗り換えて、小出に行き、小出のホテルに宿泊しました。

あんまり時刻表などを調べずに行ったら、
なんと!浦佐→小出間は、最終列車でした!セーフ!

それで、ダンナさんがホテルに着いたら言います。
「明日の朝は5時過ぎの列車で、朝ご飯を食べるところがないので、
今日中に何か買っておきましょう。」
しかし・・・駅前にはコンビニ一つ見当たりません。
(飲み物の自動販売機は何台かありましたが)
ホテルのフロントの方に尋ねると、駅の反対側に出て、歩いて20分ぐらい
のところに一軒ある、とのことでした。

そこで、夜10時半を過ぎていましたが、
ダンナさんと二人でコンビニを探して出かけました。

橋を渡って(駅の横を大きな川が流れていました。魚野川という川だそうです)、
駅の反対側に行くと、何だか立派なアーケード街が見えて来ました。

しかし、行けども行けども、人が全く居ない・・・そして、コンビニもない・・・
ただただシャッターの閉まったアーケード街に、蛍光灯がこうこうと光り、
たまぁに、夜のお店、スナックとか昔ながらの飲み屋さんが営業しているのみ・・・

何だか、子供の時に読んだ絵本
「世界にパーレただひとり」というのを思い出しました。
(↓下のリンクの本よりももっと古い版だと思います。絵も少し違うようです。)

せかいにパーレただひとり

せかいにパーレただひとり

  • 作者: イェンス=シースゴール
  • 出版社/メーカー: 偕成社
  • 発売日: 1978/08
  • メディア: -



なかなかコンビニが見つからないので、
商店街で一番明るく電灯をつけていたところ・・・進学教室で、
コンビニの場所を聞き(夜の11時なのにまだやっているなんて!)、
やっと○ブン○レブンにたどり着きました。

そして翌日の朝ご飯用のおにぎりや道中のおやつ等を買いました。
ちなみに、歩いて来てラッキー♪だったことに、
お買い物をしたら、くじ引きを引いて下さいと店員さんがおっしゃるので、
引いたところ、ヨーグルト飲料が当たりました。
おぉ、朝食にぴったりではないですか!
神様、○ブン○レブン、ありがとう!

そして、また延々と歩いてホテルまで戻ったら、時間は11時半を過ぎていたので、
お風呂も割愛してバタンキューで寝ました。
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年末の逃避行 中国〜四国縦断 その5 [夫婦で秘境駅]

坪尻駅に阿波池田方面の列車が入って来ました。
お昼過ぎなため、列車の中は結構人が乗っていました。

そして、駅に着くと、たくさんの人が私達とすれ違いに、
ホームに降り立ちました。
列車の中にいた、半分ぐらいの人が降りたみたい・・・

えっ・・・えっ・・・みんなここで降りるの!?
と、驚いていると、ダンナさんが、
「この列車は、坪尻駅での停車時間が10分ぐらいあるので、
それを利用して降りているだけだと思います。」
と言います。

なるほど・・・そうだよね・・・

もしも列車が去った後にもこんなに人がいたら、
全然秘境駅っていう感じじゃないよねぇ・・・
なんて、また余計なことを考えてしまうのでした。

それで、ダンナさんの言う通り、発車時間には
ほとんどの人が列車に戻り、カップル一組だけが駅に残りました。
カップルの秘境駅訪問って流行っているのかしら・・・?(^_^;)

列車が動き出して、改めて車内を見回すと・・・
地元住民らしい人々と鉄っちゃんと思われる人々が
半々ぐらいに乗っていました。
木次線の時にたくさん見た、ローカル線が好きな旅行者、
という感じの人々とは違う、
もっと先鋭の鉄っちゃんが多いように思いました。

だって、ダンナさんの隣には、
風景なんか一切見ないで、
ずっとケータイいじっている人なんかいるの・・・
最初は、地元の人かと思ったのですが、
有名な駅なんかに着くと、それなりに反応しているので、
やっぱり鉄っちゃんらしい・・・

後でダンナさんに聞いたところによると、
その人は、周りの風景を楽しむのでもなく、
列車の車体に興味がある訳でもなく、
(ない訳ではないのかもしれませんが)
駅の写真を撮る訳でもなく、
ただひたすら、「乗った」という結果にこだわる
鉄っちゃんなのだろう、ということでした。
(いわゆる、「塗りつぶしの旅」というやつ?)

ちなみに、寒い駅から列車に乗ったので、
冷えきった私の手を、ダンナさんが、
「かわいそうに、暖めなくちゃ。」
なんて言いながら暖めてくれていたら、
ダンナさんの隣でケータイをいじっていたその人は、
他の座席に逃げて行っちゃったよ・・・
(^_^;)
ごめんなさい。

そして私達は、いったん阿波池田で下車し、
時間調整のために、お茶しました。

駅前に、この地では老舗らしい羊羹屋さんがあって、
羊羹屋さんなのに喫茶コーナーが併設されていたので、
そこでコーヒーを飲みました。

でも、何か羊羹もおいしそうだったので、
帰りにいくつか買いました。

そして、阿波池田から何と!
いきなり特急の南風に乗って、土佐山田に行き、
そこから再び琴平方面の列車に一駅だけ乗り、
今日のメインである、もう一つの秘境駅、
新改駅(しんがい)に向かったのでした。
(特急で一旦通り過ぎて、一駅戻ったのです。)

この駅も、坪尻駅と同じように、
スイッチバックを使うのですが、
私達が行った方面からだと、まず駅に列車が入り、
乗客を乗降させた後にスイッチバックをしていました。

新改駅新改駅のスイッチバック

この駅でもその時降りたのは私達だけ、ラッキー!(^_^)v

こちらは、坪尻駅よりも新しい感じの白い駅舎です。

新改駅

駅舎内は、やはり地元の方々の手で、きれいになっており、
やはり花も生けてあり、感謝です。
(こちらは、かかし君達はいませんでした。)

新改駅駅舎

駅前には、その昔酒屋さんだったという木造の建物が
残っていました。

新改駅前

駅の張り紙には、
近くに小学校がある、なんて書いてあったので、
とにかくその方向と思われる坂を降りて行きました。

でも、何か違うよ・・・
小学校じゃなくて、何か工事現場みたいなところに出ました。
そして何と!「何人たりともここに侵入することを禁ず」
(言葉はちょっと違うかも・・・
でも、とにかく「何人たりとも・・・」という言葉は覚えています。)
なんていう看板がいきなりあります。

何人たりともったって・・・私達、
駅から降りて来ただけで、どこから私有地とか、わからないよ・・・

すると、遠くの駐車場のような広場に若い男女とでかい犬がおり、
こちらを見ています・・・
おまけに何だかトラックがやって来て、その
男女と犬がいる駐車場らしいところにトラックが停まると、
どうやらその運転手の男性も私達を見ているみたい・・・

わ・・・私達、公道を降りて来ただけだもんね・・・
と思って、一枚だけ、その人達の私有地ではなさそうな
遠くの山の写真を撮って、そそくさと引き返しました。

・・・で、小学校はどこ・・・?

でも、何かちょっと、恐いような、
いけないことをしたような・・・

あれで、私有地らしい方向にカメラを向けて、
シャッターなんか切ったら、
怒られて、殴られちゃったり、あの大きい犬にかじられたりして・・・

下手すると二人殺されて、四国の土になっちゃったかもしれない、
なんて、また変な妄想をする私達でした・・・
(所有者の方、勝手にやって来て、勝手に妄想してごめんなさい。)

他にも先に行けそうな道があったのですが、
何だかその一件で、私達は戦意喪失し、
(もともと戦意なんてありませんが)
駅に引き返しました。(時間も坪尻駅ほどはなかったので)

そして、駅周辺で写真を撮ったり、
駅ノートを書いたりして、列車を待ちました。

そして、列車に乗ると、なんと!
先ほど坪尻ー阿波池田間でごいっしょだった乗客の方々が、
ほとんど乗っているではありませんか!
あの、ケータイの人も!

どうやら、私達は新改駅に滞在するために、
特急で先回りをしたのですが、
その人達は、各駅停車でずっといらしたらしい・・・

という訳で、そこからは、みんな旅は道連れ、
でも鉄っちゃんとしての仁義で、お互いに
「やぁ、また会いましたね。」なんてことは一切言わず、
高知駅までごいっしょしたのでした。

そして、その晩は、高知のホテルに泊まりました。

あ、そうそう、この夜もめうとダンナさんは、
「せっかく土佐に来たんだから、鰹のタタキを食べなくちゃ。」
とか言いながら、飲み屋さんに行き、
鰹のタタキはもちろん、「はちきん地鶏」(初めて知りました)とか、
ウツボのからあげとか(初めて食べました。
あのウツボの皮の模様がそのまま見えて、
あぁ、あの極悪そうな顔のウツボを食べちゃう私達って、
もっと極悪なのね・・・なんて思いました。)、
土佐の新鮮でおいしい料理を頂き、
またまた冷や酒でいい気持ちになり、めうはダンナさんに・・・(秘)

という訳でこの日は終わり。
(旅はまだ続きます。)
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年末の逃避行 中国〜四国縦断 その4 [夫婦で秘境駅]

高松~琴平~坪尻~阿波池田~新改~阿波池田~高知

29日はいよいよ秘境駅訪問です。
ワクワクo(^-^)o
まずは琴平まで出てから・・・金比羅山に登るかと思いきや、
いきなり土讃線に乗り、
今日のメインのひとつである、坪尻駅に向かいました。

やはり車内は何人か鉄っちゃんらしき方々がおり、
(でも、そんなにたくさんではありませんでした)
列車や駅の写真をバシバシ撮っておられました。

坪尻の駅は、スイッチバックになっています。
琴平から行くと、
いったん駅より一段高い線路で駅を通り過ぎ、
運転手さんが車内を移動してから逆向きに引き返し、
駅のホームに着くのです。

(写真左の線路が、いったん通り過ぎる線路)
坪尻駅 スイッチバック式の駅

そのスイッチバックで通り過ぎた時、
お父さんと息子らしき二人が駅にいるのが見えました。
おぉ、親子で秘境駅めぐり!
小学生中〜高学年ぐらいと思われる男の子が、
こちらにビデオカメラを向けて、
スイッチバックの様子を撮影しています。
小学生の鉄っちゃんですね!
(小学生の秘境駅愛好家である可能性も・・・?
あんまりなさそうですが・・・)

そして、私達が降りると、親子はすれ違いで
列車に乗り込みました。

他の鉄っちゃん達は、「撮り鉄」だったようで、
坪尻駅には降りず、私達二人だけになりました。

坪尻駅は最近特にテレビ番組などで紹介されたために、
マニアの間では有名な秘境駅(何かパラドックスだなぁ)に
なっているのですが、
ホームや駅前にかかしがいたり、
花が生けてあったり、
駅舎の中も、誰かがきれいに整備して下さっているようです。

坪尻駅

坪尻駅ホームのかかし

するとホームにこういう掲示が・・・

坪尻駅の張り紙

なるほど、ありがたいことです。

線路を渡ると、噂通り、廃屋がありました。
中にドラムセットが置いてある、というのも噂通りでしたが、
あいにく載せられる写真がないので、とりあえず廃屋のみ・・・

坪尻駅近くの廃屋

廃屋のわきから、けもの道のような山道が通っています。
上の方から車の音が聞こえるので、
おそらくは国道へ通じる道と思われます。

でも、急だし、落ち葉がたくさん積もっていて滑るし、
木とか竹とか倒れているし・・・

坪尻駅から国道へ通じる道その1

一人だと絶対に行かないようなけもの道ですが、
二人になると平気なバカップルです。
ここは、やっぱり行かなくてはなるまい、と
二人同時に思って、歩き出したのでした・・・

でも、日頃運動不足の中年なので、
かなり上まで行ったのですが、しんどくなって、
帰れなくなるといけないですね、とか言いながら、
国道を見ることなく引き返しました・・・(^_^;)

駅に引き返して、少し疲れたので、駅前でなごみました。

駅前には、こんな看板も・・・

坪尻駅前の看板

マムツだって!?と、お茶目なダンナさんが
わざと間違えて読んだりしていますが、
シのところが、マムシになっているのですね。
こういうのも好きな私達です。
夏はマムシに気をつけなければならないのですね。

駅前には、こういう人達も・・・

坪尻駅の人々?

風雨にさらされて、かなりボロボロになっていましたが、
ひとつひとつちゃんと顔が描いてあって、かわいい・・・
(みなさんには同意して頂けないかもしれませんが・・・(-_-;))
こういうのも大好きな私は、つい激写してしまいました。

かかしの作業員さん

ふと見上げれば、冬場だけれど南国の空・・・
(ダンナさん撮影)

P1000244

ここで、コンビニで買って来たおにぎりと、
私が持って来たおやつを食べ、
(ゴミはもちろん、お持ち帰りしました!)
駅ノートなんか書きながら、次の列車を待ちました。

つづく
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年末の逃避行 中国〜四国縦断 その3 [夫婦で秘境駅]

松江〜宍道〜木次〜亀嵩〜備後落合〜新見〜岡山〜高松

28日は、一日ほとんど列車でした。
朝松江から山陰本線(スーパーまつかぜ)で宍道まで行き、
その後木次線に乗りました。
このあたりは出雲地方にあたるので、
古事記のエピソード(やまたのおろち退治など)解説や、
スサノオのキャラ(?)等が、各駅に掲げられていました。

木次駅のスサノオさん その1木次駅のスサノオさん その2

境港だけでなく、どこも町おこしをがんばっているのね・・・
それなりに・・・

少し鉄分の入っているダンナさんは、
サササッと車内の乗客を眺め回し、小声で
「あの人は鉄っちゃんかもしれません・・・
列車の本数はとても少ないので、今日は一日中
あの人といっしょに行動することになるかもしれません・・・」
と言います・・・

なるほど、ダンナさんの言う方は、
地元住民とはちょっと違う感じです。
大きなカバンを持ち、
駅の写真を、立派なカメラで(一眼レフというやつ?)
撮りまくっておられます・・・

今日は、秘境駅ではないけれど、
鉄っちゃんの間ではそれなりに有名(?)な駅に行くんだ・・・
すると、その人と私達と3人で
ひっそりとした駅に何時間もいるのかもしれない・・・(^_^;)

そうこう言ううちに、列車は山をどんどんのぼり、
窓からは、うっすらと雪の積もった山の風景が見えはじめました。
そしてかなり上まで行ったところで、
今日のメイン!亀嵩駅に着いたのでした。

ここは何で有名かというと、駅の手打ちそばがおいしく、
前もって注文しておけば、駅に降りなくても
停車時間を利用しておそばのテイクアウトもできるのだそうです。

亀嵩駅
(亀嵩の駅です。木造の駅舎が素敵です。
右側がそば屋になっています
写っている人間はあまり気にしないで下さい。)

でも、私達が降り立った時は、まだお昼時には早かったので、
おそばの受け渡しをする人はいませんでした。

そして・・・やっぱりあの人も降りられて、
列車は3人を残して出て行きました。

う〜ん、どうしようか?
こんな静かな駅に(秘境駅ではないですが、
駅舎に小さなそば屋が併設されている以外は、
ひっそりとしています。)
3人しかいないのだから、
普通だったら、知らない間柄でも、
自然に話をしそうなものですが・・・
(特におばさん同士だったら、絶対に、
「今日はどちらまで?」なんて話をしたり、
おやつの交換をしたりすると思うのです・・・(^_^;))

でも、相手は鉄分の濃い方(?)のご様子・・・
チラッと見れば、一心に駅舎の写真なんか撮っておられる・・・

そして、鉄分の多少入ったダンナさんも、
その方を見て見ぬふり・・・話しかける雰囲気では
ありません・・・
(それが、鉄っちゃんの仁義らしい・・・)

ここで私がKYになって、無理に話しかけたりして、
ダンナさんと相手をどぎまぎさせたりしてはいけないのかも・・・
と、おばさんの私は、話しかけるのをがまんしました。

でも、駅に3人でずっと居るのも気まずいし、
時間もたっぷりあるので、
私達は近くを散策することにしました。
(何せ次の列車まで2時間以上あるのですから・・・)

駅前には商店らしきものがありましたが、
年末のせいか、あるいは閉店してしまったのか、
開いていませんでした。

そこで、私達はひたすら続く国道を歩いて行きました。

一本道の国道で、それなりに幹線道路のため、
車が結構ブンブン行き交います。
でも、以前北海道で国道を歩いた時よりも怖くなかったのは、
それほどスピードを出していない(北海道に比べて、ですが)のと、
私達を大きくよけて下さるドライバーが多かったことです。

亀嵩の人、優しい・・・(っていうか、それが普通?)

そして、私達を更に喜ばせる看板も見えて来ました。

ここは亀嵩

このセンス、すばらしい!
(なかなかご共感頂けないかもしれませんが、
私達二人は、揃いも揃ってこういうものに
狂喜乱舞するタイプです。)
・・・と二人でデジカメと携帯で撮影してしまいました。

そして、そろそろお昼に近くなって来たから、
おそばを食べようか、と引き返して来たら、
途中で、旅の伴のあの方がこちらに歩いて来られました。

どうやら先におそばを召し上がって、
これから散策をなさるようです。
黙っていてもお互いに単独行動が守れるように
絶妙のタイミングでお互いに行動する・・・
まるで日本の伝統、「あ・うん」の呼吸ですね・・・

という訳で、名物の亀嵩駅駅そばを頂きました。

雪がうっすらと積もる、寒い日だったので
(降ってはいませんでしたが)
暖かいそばを頂いたところ、
何とおそばが、そば湯の中に浸かったまま出て来ました。

そして、そば湯の中に、自分でだし汁を
好きなだけかけて食べるのだそうです。

こんな食べ方は、私は初めてでした。

でも、食べてみたら、とてもおいし〜い!!

おそばはもちろん、汁の中にも、
おそばの香りがして、それがだし汁と相まって、
とてもおいしいのです。

なんでこんなにおいしいそば湯を、
いつも捨てていたんだろう?と思ってしまうぐらい・・・
(もちろん、おいしい手打ちそばと、おいしいお水が
あってこそのおいしさだと思いますが・・・)

今度家でも、良いおそばが手に入ったら、
この食べ方を試してみようかしら、と思いました。
(ダンナさんがラミーキッズさん(妖怪図鑑に掲載済)に
手打ちそばを習って、
脱サラしてそば打ち職人になる、という話もあったような気がする・・・
気がするだけかもしれませんが・・・)

おそばがあんまりおいしかったので、
デザートにソフトクリームまで食べてしまった私でした。
(おそばのせいにしているのは嘘です。
私が食べたかっただけです・・・ダンナさんも共犯です。)

ちなみに、おそば屋さんの中に貼ってある新聞記事や
資料で初めて知ったのですが、
(っていうか、本当はこれで有名な駅らしい・・・
ダンナさんはもちろん知っていたそうですが、
私は初心者なもので、知りませんでした。)
亀嵩は、松本清張の「砂の器」の舞台でもあるそうです。
松本清張氏がここの駅長さん(兼おそば屋亭主)と
撮った写真もありました。
ドラマ化の時は、ここでロケもあったのだそうで、
その写真も貼ってありました。
(あの、中居さんの写真とか・・・)

・・・そしてやがて次の列車がやって来ました。
乗り込んで「えっ!?」となりました。

何、この混雑!?
地方ローカル線にあるまじき込みよう・・・
といっても、都会のラッシュほどではなかったのですが、
小さめの車内の座席が全部埋まって、
2〜3人立っている人さえいる!

しかも、明らかに旅行者という感じの人達が、
カメラを持っていたりして、
車窓から良い景色が見えると、右に左に移動して、
バシバシ撮影したりしているよ・・・

別に良いんだけど・・・
そういう忙しそうな雰囲気にあんまりなじめない私達は、
ずっとこんなだったら、いやだなぁ、なんて、
勝手なことを思っていました・・・
(木次線の将来のためには、
こうして利用者がたくさんあるのは、
良いことなのですよね。
ひねくれている私達が悪いのです。)

備後落合駅で芸備線に乗り換え、新見まで行きました。
(乗客の7割ぐらいは、私達と同じルートで乗り換え・・・(^_^;))

そして、新見で少しお茶した後、
あとは高松までひたすら列車のヒトとなった私達でした。
(芸備線までごいっしょだった方々とは、お別れになりました)
伯備線に乗り、岡山まで行き、
(時間がなくて、せっかく通った倉敷や岡山観光は、
またこの次ね、ということに・・・)
マリンライナーに乗って、瀬戸大橋を渡りました。

私は初めて渡る瀬戸大橋に、ちょっとワクワクしていたのですが、
残念なことに日が暮れてしまい、
しかも列車は道路の下を走っているらしく、
暗闇にうかぶ鉄橋の柱ぐらいしか見えませんでした。(;_;)

そして、高松まで行って、その日は駅前のホテルに泊まったのでした。

*************

ちなみに、私達はこの夜、
二人で初めて「居酒屋」なるスペースに行き、
(普段はほとんど飲まない生活をしています。)
その上、めうの「地酒を飲んでみたい!」の一声で、
二人で冷や酒を飲んでしまいました。
あの、コップの下に小皿をしいて、冷や酒をなみなみと入れる、
という、働くお父さん達の聖なる儀式(?)を初めてリアルで見て、
感動した私でした。
高松の新鮮なお魚や地鶏の料理が、とてもおいしかったです。

めうはちょっと酔っぱらって、ダンナさんに・・・
おっと、これ以上は失礼します・・・ははは・・・
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年末の逃避行 中国〜四国縦断 その2 [夫婦で秘境駅]

27日 米子〜境港〜米子〜松江

朝8時過ぎに米子の駅に向かいました。
今日のメインは、境港!

これでピンと来た方は、かなりの妖怪通ですな・・・
(この日はまだ、秘境駅には行かないです。)

かの、ゲゲゲの鬼太郎の作者である、
水木しげる氏の故郷なのであります。
そして、境港には今、「水木しげるロード」なる通りがあり、
水木しげる氏の妖怪がいっぱいいるらしい・・・
http://www.sakaiminato.net/site2/page/guide/point/miru/mizuki/mizuki/

米子の駅に着いて、境港線の停まっている0番線に行くと、

おぉ!妖怪列車!
4タイプあると言われる妖怪列車のうち、
ねずみ男と、鬼太郎のお父さんの2両連結ではないですか!!

ねずみ男列車

目玉おやじ列車

車体外部はもちろん、内部も彼らの絵で埋め尽くされています!

目玉おやじ列車

おまけに、車内アナウンスが、鬼太郎とねこ娘による
アナウンスではないですか!
何て力(リキ)が入っているのでしょう!
大声優の野沢雅子さんにこれだけしゃべらせるなんて、
きっとものすごくギャラが必要だったのでは・・・
と、ちょっと大人の発想もしてしまう私達でした。

(でも、後でよく調べたら、今の鬼太郎の声は、
高山みなみさんという方が担当しているのですね。
・・・でも、よく似ていたなぁ。)

しかも、米子駅をはじめ、すべての通過駅に、
妖怪の名前がついており、たとえば、
米子駅がねずみ男駅で、境港が鬼太郎駅なのだそうです・・・
駅毎にちゃんと妖怪のプレートも掲げてある・・・

コロボックル駅

こういう演出がなければ、
主に住民が利用する、よくあるローカル線にすぎなかったであろうに、
こういう演出のお陰で、この列車がまるで鬼太郎のマンガに出て来る
「地獄行き」列車にメタモルフォーゼ!
窓から人魂が見えるんじゃないか、という心地になるのでした・・・
(人魂は見えませんでしたが)

あぁ・・・すっかり境港市観光協会の思うつぼにはまっている・・・
と、ちょっと癪なところもありましたが、
まぁ、大好きな水木先生の世界だし、
ここまでがんばる境港の人々の情熱を思うと、
思うつぼにはまってあげようじゃないの、という気分になって来るのでした・・・

途中で、ねこ娘列車とすれ違いました。

ねこ娘列車

何か、あの寝姿、グラビアアイドル風でないかい?
(こちらは、帰りに乗った、ねこ娘列車の内部)
ねこ娘列車

最近の鬼太郎では、ねこ娘が可愛く、セクシーになりつつある、
という噂は、本当だったのですね・・・
(私の中のねこ娘は、やはり初期の、
愛想のないツリ目の女の子のイメージなのです。)

また、鬼太郎列車ともすれ違いました。
(あまり画像は良くありませんが)
鬼太郎列車

駅に着くと、駅前から水木しげるロードにかけて、
ずっと妖怪の銅像があり、
ますます妖怪の世界になっています。
(妖怪の世界にしては、きれいで広々としているのですけれどね)

境港の銅像

妖怪好きの私達は、つい、一つ一つの銅像の前で足を止め、
そのなつかしの妖怪の姿に、
「おぉ・・・」とか、「あぁ・・・」とか、ため息をつくのでした・・・

そして、水木しげるロードを進んで行くと、
あるわあるわ、妖怪グッズに妖怪のお菓子・・・
右を見ても左を見ても妖怪と鬼太郎の世界です!
ますます境港市観光協会の情熱と巧みな演出にうなる私達でした。

そして、かなりどん詰まりまで行ったところで、
極めつけの「水木しげる記念館」!
http://www.sakaiminato.net/mizuki/

私達は結婚前に、東京で開かれた、
「大水木しげる展」(「Oh! みずきしげるてん」、と読む)
に行ってデートをしたのですが、
あの時は、展示はとても良かったのですが、
休日で人がたくさんいて、あんまりゆっくりと見られなかったのです。

でも、今回は年末で、それほど人は多くなく、
とても良い環境で、じっくりと水木先生の世界を堪能できたのでした。

良い!良いよ、水木先生!
あの、すっとぼけた訳のわからない話の展開も、
先生自身のコメントも、
そして、戦争の凄惨な体験も極貧生活も凌駕して
ケラケラと笑ってしまえる、
そして、誰でも受け入れる(妖怪だって受け入れるんだから)
だだっ広い心の広さも・・・

ダンナさんと私は、水木先生のマンガに出会えて、
二人ともファンでいられることをとても幸せに感じたのでした。
そして改めて、自分達がやっぱり妖怪であることを
再確認したのでした・・・(ホントかよ・・・?)

そして、やっぱり水木先生の妖怪を愛し、境港の町を愛して、
ここまでやっちゃった境港の人々はスゴイ(色々な意味で)、
やはり妖怪が多いに違いない、と確信したのでした。

おみやげに、どうやらここの定番らしい、
妖怪饅頭を買いました。

帰りには、例のねこ娘列車に乗りました。
これで4つある列車のすべてを見て、
鬼太郎列車以外のすべてに乗れたことになります。
(すっかり境港市観光協会の戦略にはまって悔しい。)

そして、米子に戻ってから更に松江に行って、
泊まったのでした。
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年末の逃避行 中国〜四国縦断 その1 [夫婦で秘境駅]

あけましておめでとうございます。
日記を読んで下さっている方々、
いつもとどまるところを知らない、
勝手な内容におつきあい下さって、ありがとうございます。
今年も多分、大きく反省して変わる、ということはないと思われますが、
どうぞよろしくお願いいたします。

****************

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赤岩駅への濃密な?旅 [夫婦で秘境駅]

最近の日記では、私の健康のことで皆様にご心配頂いて、
本当にすみませんでした。

どうやら、風邪がなかなか治らないのと、
精神的に落ち込んでいたのが重なって、
全体的な不調になっていたようです。

それで、前回も書きましたように、
N先生のところで、経過観察は必要なものの、大きな問題はない、
とわかったとたんに、からだが普通に動くようになりました。
(多少まだ風邪気味ではありますが)

そこで!

意外と単純なダンナさんと私は、すっかり安心して、
忙しい合間のわずかな連休を利用して、
11月22日~23日に、近くの秘境駅に行ってしまいました。

22日の夜、お互いに仕事が終わった後に、東京駅で待ち合わせ、
新幹線で福島に行き、駅前のホテルに宿泊しました。

二日前からの寒波の影響で、小雪がちらついていました。
でも、今回私は、腹巻きと厚手のスパッツ等、下着を万全にして、
○カロン貼るタイプも用意して、
秘境駅で過ごす寒い4時間の試練に備えているから、
そんなのへいちゃらなのさ!

ホテルの部屋は、大画面のテレビがついていたので、
最近毎週木曜22時に二人で楽しみにしている、
某医療系ドラマを見て、手に汗を握り、
それからぐっすりと眠りました。

翌日朝8時30分、福島駅から奥羽本線に乗って15分ぐらいすると、
目的地の「赤岩駅」に着きました。

福島駅から、わずか15分ぐらい乗っただけなのに、
そして10分ぐらいまでは、結構住宅がたくさんあったのに、
最後の数分ぐらいで坂を登ると、みるみる山の風景になり、
人家は全くなくなり、雪は深くなり、空はどんより雲って、心細いよ・・・

そして、赤岩の駅に電車が着き、さぁ、降りてみると・・・

足がいきなり、新雪の中にずぼっと入りました。
うぅ・・・30センチぐらいの積雪で、
しかも、誰も雪かきしていない・・・つまり、それだけ誰も降り立っていない駅、
ということですね・・・(^_^;)

車掌さんのところまで、新雪をけたてて走り、切符を渡すと、
ちょび髭はやした車掌さんが、
「ここ、誰も使わないから、雪かいてなんだよね。
こんなとこ降りて、大丈夫ですか?」

ダンナさんが、
「大丈夫です。」と答えると、電車は発車して行きました。

電車が行っちゃうと、本当に山と谷と雪だけの世界になりました。

耳をすましていたら、鳥なんかの声にまじって、
「ギャッギャッ!」という、猿らしき声が聞こえます。
そして、目を凝らすと、時々遠くの木々の枝が揺れて、
猿らしい影が動いていました。

猿に襲われたらどうしよう、と思いましたが、
ダンナさんが、
「ここの猿は、日光なんかの猿と違って、人に慣れていないから、
人を襲ったりしないそうですよ。」と教えてくれました。

天気は、たまに青空が見えることもありますが、
ずっと寒く、時々雪がちらつきます。

そんな風景のなか、スネまで新雪に埋まって、
ダンナさんと私は、たたずんでいたのでした。

私はとっさに、この新雪を何とかしたい、と思いました。

「そうだ!雪だるまを作ろう!」という、アイデアが、私の脳裏を横切りました。

そしたら、何が何でも作らなくてはいけないような気分になって、
「ダンナさん、私、雪だるまを作ります。」と言って、
足元の雪を丸めはじめたのでした。

(何せ、次の列車が来るのが、4時間後なので、時間はいっぱいあるのです。)

サラサラの新雪は、最初なかなか塊になってくれなかったのですが、
ちょっと大きくなると、ごろごろころがすことができて、
30分もしないうちに、雪だるまが一人?できてしまいました。

顔は、ダンナさんが近くの葉っぱを拾って来て、つけてくれました。
ダンナさん似の、かわいい顔になりました。

しばらく二人でその雪だるまの写真を撮ったりして、悦に入っていたのですが、
ふと、その一人で立っているダンナさん似の雪だるまが、
独身時代の寂しいダンナさんに見えてしまいました。

そこで、お友達(あるいは奥さん)も作ってみました。

すると、二人並んでいい感じになったので、
またまた写真を撮って、悦に入りました。

ここまでで1時間ぐらい。

あぁ、良かった、とホームの近くにあった待合所に入りました。
そこで、駅ノートを見たり、自分達も書き込みをしたりしました。

ところが、待合所にいると、確かに風とか雪は防げるのですが、
ただ座っていると、寒いのです。

本当は30分ぐらい歩くと、人の住む集落に行けるらしいのですが、
ちょっとそちらの方面に歩いて行ったところ、
段々雪が深くなり、ひざの上まで雪がかぶってしまったので、
これは無理して行けば、遭難する!と思って、やめました。

(遭難したら、新聞に、
「中年夫婦、遭難!秘境駅訪問ブームに潜む危険」とか、
書かれちゃうのかなぁ?)

という訳で、遠出をあきらめた私が次に思ったのは、なぜか、
「雪かきしたい。」ということでした。

普通は雪の降る地方の駅に行くと、雪かきの道具が揃っています。
でも、赤岩駅には、雪かきの道具が見当たりません。
(冬はそもそも駅を使うのを断念する、ということかなぁ?)
滑り止めの砂の袋と、杖に使うのか、雪の深さを測るのか、
棒が何本か・・・

そこで、ちょっと効率は悪いけれど、
棒と自分達の足で、ホームの雪かきをして、
とりあえず、人が一人通れるぐらいの道を作りました。

ちょっと、腰痛の再発が怖かったけど、
そうでもしないと、寒くていられないんだもん。

・・・時々、秘境駅なのに、東北新幹線が通ります。
そう、この線路はなんと!新幹線も通ってしまう線路なのです!
(一時間に2~3本ぐらい?)
とても速いので(それでも、駅の近くなので、多少速度を落としているようでしたが)、
中にいる人を確認できる訳ではありませんでしたが、
新幹線が通る度に、雪かきの手を休めて、二人で手を振っていました。

乗っていた人は、さぞびっくりしたことでしょう。

誰も使わないような、山の駅で、
変なカップルが雪だるまといっしょに手を振っているのですから・・・

さて、雪だるまもでき、雪かきも終わってしまうと、
もうすることがあんまりなくなってしまいました。

そこで、景色を眺めたり、
雪玉を作って、目標物めがけて投げたり、
(私達はラブラブで、しかも戦闘意欲が低いので、
雪合戦をやりたい、とは思わないのです。)

しまいには、怪しげな踊りを踊って、携帯で撮影したりしていました。
(それを日記に公開するかどうか・・・迷うところです・・・)

そのように散々バカをやって、4時間を過ごすと、
やっと奥羽本線の米沢行きがやって来ました。

雪だるまにさようならをして、電車に乗り込むと、
乗客が結構たくさん乗っていて、
私達は人々の好奇の目にさらされました。

何だか笑っている人もいました。
雪だるまもたくさんの人に見られたかもしれません・・・

・・・乗っちゃってから、ちょっと罪責感を感じました。

中には、秘境駅のさびれた風景、手つかずの自然や新雪の風景を楽しみにして、
赤岩駅を訪れる人もおられるだろうに、
私達は新雪を踏み荒らし、雪かきをし、おまけに雪だるままで作ってしまった・・・

もしもそうだったら、ごめんなさい。
数日でまた、雪が融けるにしろ、更に降り積もるにしろ、
もとの自然の風景に戻ると思うので、許して下さい。

と、私が勝手に懺悔しているうちに、電車はコトコトと進み、
米沢に到着、

私が時々カウンセリング講座を受講しているスクールの本拠地である、
米沢興譲教会を訪れ・・・・というよりも、
前を通り・・・(すっごく大きくて立派な教会で、びっくりしました)、
上杉神社を訪れ、
夕ご飯に米沢牛のしゃぶしゃぶを頂き、
(非常に久し振りの牛肉・・・あぁ・・・おいしかったです(T_T)←感動の涙)

その日のうちに新幹線に乗って、帰って来ました。

ちなみに、帰りは、米沢から新幹線に乗ったので、
再び、すごいスピードではありますが、赤岩駅を通りました。
あの、雪だるま達が、このスピードで、しかも暗闇の中でも、
ちらっとでも見えるかな?
と思って、二人で窓にはりついて見ていましたが、
赤岩駅を通ったことはわかったものの、雪だるまは確認できませんでした。

と・・・このようにバカップル全開の旅は、
一泊二日の短い期間ではありましたが、
私達にとっては非常に密度の濃い、多分一生忘れない旅でありました。


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室蘭本線の旅 その3 [夫婦で秘境駅]

浦河に宿泊した翌日、私達は、
再びヨロヨロ運転(少しだけ慣れました)のレンタカーで
苫小牧に向かいました。

そして、その途中にある、大狩部(おおかりべ)駅に立ち寄る予定でした。

ダンナさんは地図をしっかりと見ているし、
自分達の走る国道と線路がずっと並行して走っていたので、
駅はすぐにわかるさ、と安心して走っていたのですが、

なかなか駅がない・・・(秘境駅はこんなことばかり・・・(~_~;))

どうやら通り越してしまったらしいので、
Uターンして戻り、車を停めて
(ちょうど停められる駐車場のような原っぱのようなところがあったので)
歩いて探しました。

すると、国道の脇に、確かに駅があるのが見えます。

でも、その駅に行くためには、国道脇の入り口らしきところに渡してある鎖
(いかにも、入ってはいけない、という感じの)をまたいで行かなくてはなりません。

・・・でも、やっぱりそこから入るしか入り口が見えないので、
鎖をまたいで入りました。

大狩部駅遠景

おぉ、線路の向こうは、海です。

風が強かったので波が高く、いかにも北の海、という感じです。

ダンナさんが、「この駅は昔、泉ピン子が女囚を演じたドラマで、
使われたことがあるそうですよ。」と言います。
(昔、話題になっていて、私も見た記憶があります・・・駅の記憶は
残念ながらないのですが・・・)

するとなんと!本当に、駅にそういう看板が・・・
大狩部駅の看板

でも、それ以外は、何にもないなぁ・・・
第一誰が、どうやって駅までたどり着くんだろう、
(まさかみんな、あの車がビュンビュン通る国道をまたいで行くのか?)
と思っていたら、
小さな駅舎の脇に、小さなトンネルが・・・

(この写真は、トンネルの反対側から、海(駅)側を見た図です)
大狩部駅の入り口

そして、トンネルを抜けると、人家が少しだけあり、
黒い犬が(また犬だ・・・秘境駅にはなぜか、犬が多いです)、
怪しいカップル(私達のこと)に吠え出しました。
幸い、鎖につながれていたので、私達は余裕で、
「やぁ、ご苦労ご苦労・・・」
とか言いながら、前を通ったのでした。

再び車で国道に乗り、その後、行きと同じように、
高速に乗り、
(ちょっと高速を降りるところを間違えて、
先まで行ってしまうという、夫婦の試練もありましたが(~_~;))
何とか苫小牧まで生きて帰って来ました。

車体に傷をつけることもなく、
命の別状もなく、苫小牧に帰って来たことを、
ひたすら神様に感謝する私達でした。

その後、スーパー北斗に乗り、
(あぁ、やっと列車の旅!)
その日は洞爺湖のほとりに泊まりました。

数日前に、洞爺湖でサミットが開かれることが決まったので、
町には早くも、「サミットを成功させよう」というような看板が出ていました。

洞爺湖では、春~秋の夜は、毎晩花火大会をしているそうで、
宿の窓から大体20分ぐらい、花火を見ました。
打ち上げ花火も良かったのですが、
湖から上げられる水中花火が、とてもきれいでした。
がんばっているなぁ、洞爺湖・・・

せっかく温泉があるのに、
私は風邪がまだ治らない(でも、感謝なことに、
あれだけの試練があっても、悪化していない)ので、
温泉に入るのはあきらめ、
ダンナさんだけ入っていました。

温まって気持ち良さそうなダンナさんの浴衣姿を見るにつけ、
いいなぁ・・・温泉入りたかった・・・(T_T)
と、うらやましがる妻でした。


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