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お人形 その4 [お人形(はなちゃん)]

もう少し前のことだったのですが、
私が忙しくて、
なかなかみなさんにお知らせできないでおりましたが・・・

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お人形 その3 [お人形(はなちゃん)]

先日の日記に書いた、母の市松人形の修理のため、
18、19日の二日間、母と二人で京都に行って来ました。
(ダンナさんはお仕事があるので、お留守番)

お人形をしっかりと包み、ダンボールに入れて、
大事に持って行きました。

修理を頼んだのは、京都のお人形屋さんで、
人形の制作、販売の他に、
人形の修理のために職人さんのグループを作っておられます。

京都駅から歩いて15分ぐらい行くと、そのお店は大きなビルでした。
(ビル全部が、お店、事務所、そして工房になっているようでした。)

ご主人に人形(花ちゃん)をお渡しすると、
写真撮影してから、着物を脱がして下さいました。
母が生まれた時の人形なので、七十ウン年ぶりに着物を脱いだのでした。

花ちゃんの写真です。
まずは、全身
全身.jpg

そして、顔
顔1.jpg
顔2.jpg

そして、着物を脱いだところ、
胴体.JPG着物.JPG

市松人形は普通、胴体に作者の銘があるらしいのですが、
胴体には、○に平と書いてあって、これは丸平人形店の銘だそうです。

でも、人形の本体(顔も含め)を作ったのは、松乾斎東光という方で、
丸平は着物の着付けを最終的にしたお店の名前だ、ということでした。

爪はピンクにちゃんと塗ってあり、
乳首もピンク色に塗ってあり、お尻もちゃんとお尻の形になっています。
隠れて見えないところまで、こんな風にちゃんと作ってある人形は、
あまりないそうで、とても丁寧に作られた人形だ、とのことでした。

着物の着付けも、まるで人間が振袖を着ているように、
襦袢も腰巻も、腰紐を何本も用いて着せてあります。
(紐をほどくのに、ご主人は随分とご苦労なさっておられました。)
こんなに丁寧に着付けされている人形も、珍しい、とおっしゃっていました。

昔の職人さん達が、心をこめて、慈しみながら人形を作ったその愛情が
伝わって来るようでした。

着物の表面はほどんど色あせてしまっていたのですが、
日の当たらない部分は、昔の色が残っていて、きれいな色が見えました。
さぞ昔は美しかったのだろうと思います。
特に、帯の内側を見たら、表面ではすっかり脱色していた青色が
あざやかに残っていました。
帯.JPG

新しい着物の生地を、お店にある布地の中から選んだのですが、
今まで着ていたような小紋の柄では、あまり合いそうなのが見つかりませんでした。

すると、ご主人が、既に人形に着付けしてある、
赤い生地の手描き友禅(人形用に描かれた特注品!)を見せて下さいました。

人形の着物としては、最高級品なのだそうですが、
母は一目でそれが気に入り(「これは花ちゃんの色だ!」と思ったそうです。)、
予算的にも、何とか手が届きそうだったので、
これまで放っておいた贖罪の気持ちもこめて、それにしました。
(人形自身も、それに見合う価値のある人形だ、ということでしたので)

花ちゃんの修理依頼が済んだところで、
ご主人が、これまでの人形修理の写真を見せて下さいました。

うちのように、長い間経って(うちのように放っておかれたりもして)、
修理に持ち込まれる人形は、とても多いそうで、
これまでにも何百件もの修理をなさったそうです。

人形一体一体に個性があり、
まるでたくさんの子供の写真を見ているようでした。
そして、どんなボロボロな状態の人形も、
昔から伝わる方法で、手間と時間をかけて、
丁寧に修理されているのがわかりました。

このお店にお願いすることにして、良かった、
わざわざ京都に来て良かった、と思いました。

インターネットでたまたま見つけたお店でしたが、
これも神様の導きだなぁ、と感謝しています。

数ヶ月後に、きれいになった花ちゃんに会うのが楽しみです。

お人形 その2 [お人形(はなちゃん)]

先日の日記に書いた、市松人形の修理を、
インターネットで見つけた、
京都の日本人形職人さんにお願いすることにしました。

人形の現状の写真を撮って、メールで送ったところ、
胴体部分が、名のある人形師による、伝統あるもの、
と、教えて下さいました。

おぉ・・・もしかして、実はすごい人形だったのか・・・
確かにかなり美人さん・・・

といっても、これは写真から判断して下さったに過ぎないので、
また実物を見せてから、詳しく教えて頂こうと思いますが・・・

・・・その昔、母に人形を下さったのは、
当時宇治に住んでいた、きれいなおねえさん(残念ながら名前を覚えていないそうですが)で、
母が京都で生まれてから京都を離れる5歳ぐらいまで、
よく遊んで頂いた方なのだそうです。
(母の父親・・・つまり私の祖父は転勤の多い教師だったので、
母は当時の赴任地である京都で生まれました。
従って、母は京女ではないです。(^_^;))
祖父の教え子の方だったのかもしれない、とのことです。

今はもしもご存命であれば、90歳代後半?と思われます・・・

ちなみに、母はその人形のことを、
「花子ちゃん」とか、「花ちゃん」と呼んでいたのだとか・・・

そのように母の思い出のあるお人形、
初めは人形を職人さんのところへ宅配便で送って、
修理してもらおうかと思ったのですが、
(そのようにして修理を受け付けている方なので)
母には、昔花ちゃんがきれいだった頃の着物の色のイメージがあり、
(今は色あせてしまっていますが、市松人形には珍しい、
緑色系の着物を着ています。)
今回別の着物を作って頂くとしても、
なるべく当初のイメージの着物を着せたい、ということから、

思い切って来月、母と二人で、人形を持って、
京都に行くことにしてしまいました!

結婚後初めて、最愛のダンナさんを置いて、
一泊二日の旅をしてしまいます。
二日あれば、多分、人形修理のことばかりしている訳ではなく、
観光なんかもしてしまうと思います。

あぁ、ごめんなさい!ダンナさん・・・m(__)m・・・

でも、天使のように優しいダンナさんは、
「素敵な話じゃないですか、ぜひ行ってらっしゃい。」
と言ってくれました。

何十年かぶりかで、やっときれいにしてもらえる花ちゃん、
時間はかかりそうですが、修理が楽しみです。


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お人形 [お人形(はなちゃん)]

ず~~~~~~~っと、子供の頃から気になっていて、
ず~~~~~~~っと、放置してあることがあります。

私の母も、実は私よりも前から、
ず~~~~~~~~~~~~っと気になっていて、
ず~~~~~~~~~~~~っと放置して来たと思われます。

それは、母の市松人形を修理してあげること。

母の市松人形は、母が昭和ひとけた代の某年に生まれた時に、
誰かがお祝いに下さったものだそうです。

その後、母の家族は満州に渡り、
戦争時代を大陸で過ごし、戦後は引揚げを経験し、
その間に、家にあった着物やお雛様はもちろん、
ほとんどの物を失って帰って来たのだけれど、
そのお人形だけは失わずに持って帰って来たそうです。

そんな訳で、人形はとても傷んでいます。
着物はボロボロ、顔や手足はしみだらけ・・・

おまけに、私が小学生の頃、
押入れの奥にしまってあったその人形を見ようとして、
(早く修理してあげればいいのに、しないで放っておくところが、
さすが?めうの母であります。)
人形を出したら、なんと!

く・・・首がゴロっと・・・取れて転がり・・・Σ(゚ロ゚;)

おまけに転がった時にアゴに傷が・・・

「ひゃあ!ごめんなさいごめんなさいごめんなさい・・・」

当時クリスチャンでなかった私の脳裏には、
「た・た・り」なんて言葉も浮かんだりして、
とても修理してあげよう、なんてことを考える余裕はなかったのです。
(子供で、お金もないし)

母には一応、首が取れてアゴに傷がついたことを告白し、
謝ったのですが、母も、

「ふ~ん・・・あれねぇ・・・いつか修理してあげなくちゃ、と思うんだけどねぇ・・・」

と言い続けて何十年、
結局そのままになっている、かわいそうなお人形なのでした。

でも数年前に、実家がお引越しした時に、
何十年振りかで、改めてそのお人形を見ると、
何ともかわいい顔をしているのです。

日本人形、というと普通、たいていツリ目で、ちょっと怖い、
というイメージがあったのですが、
大人になって久し振りに見ると、その人形、
目はカマボコ型で少し下がり目になっていて、
口もとは少し笑って開いており、何かを話しかけているようです。

何となく、母の顔にも似ています。

そこで、やっぱり修理してあげなくちゃ、と思いました。

インターネットで調べると、思ったよりは安価で修理ができるようです。
何十万もかかるのかなぁ、と思っていたのですが、
着物などに凝らないで修理してもらうなら、
私の貯金を使って、何とかできそうな金額です。
(金額を詳しく問い詰めないでね・・・あんまりないんだから・・・)

母といっしょに大陸に渡り、家族といっしょに、
昭和の大変な時代を見て来たお人形、
きれいにして残してあげたいと思います。

キレイになったら、写真をアップしますね。
何ヶ月かかるかわかりませんが・・・)


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